昨今、ASEANの主要国は持続的な成長を遂げる一方で、経済成長に伴う社会の急激な変化により、様々な社会課題が顕在化し始めています。こうした社会課題の解決に資するソリューションを持つ日本のスタートアップは多数存在する一方、現地協業先の選定やアプローチ方法、ピッチや協業に向けた交渉の進め方、現地エコシステムにおけるネットワークの構築の仕方等、ASEAN企業との協業を通じた現地でのビジネス展開にあたっての課題を抱えています。このため、本事業では、ASEAN諸国(ベトナム・インドネシア・フィリピン)でのビジネス展開を検討する日本のスタートアップに対し、個別メンタリングを通じた戦略策定支援、現地におけるパートナー企業の探索、現地企業との商談への同席・アドバイス、ピッチイベントに向けたアドバイス等の伴走支援を行います。その結果として、共同事業や共同研究、資本提携、JVの設立等、ASEAN企業との具体的な協業創出を目指します。
*本プログラムは、日アセアン経済産業協力委員会(AMEICC)が実施する「日本のスタートアップとASEAN企業との協業を通じた海外展開促進事業」に係る企画提案公募の採択を受け、実施しております。
本プログラムの採択を通じて、2024年8月下旬~2025年2月のプログラム期間中に、下記の支援を提供します。
・ 海外事業展開するプロダクト(MVP※を含む)を持つスタートアップ(主にミドルステージを想定※2)
※MVP (Minimum Viable Product ):製品やサービスの最小限の機能や機能セットを持つ、最も基本的な形のプロトタイプを指します
※2 アーリーステージ、レイターステージのスタートアップも応募可能
※ASEANで需要の高いヘルスケア、アグリテック、クリーンテック、消費財関連を優先的に考慮
「日本のスタートアップによるASEAN企業との協業を通じた海外展開促進事業」におけるベトナム、インドネシア、フィリピン進出を狙うスタートアップとして、下記14社を採択しました
以下のASEAN現地スタートアップ支援企業、ベンチャーキャピタルが、プログラム参加企業のビジネスマッチング会等の支援を行う予定となります。